2010年度版、アップしました。(2011年1月15日)


by lunaluni

なお・選 2007年度

 「その名にちなんで」ジュンパ・ラヒリ 新潮文庫

 特になにか事件があるわけでもなく、笑えるわけでもなく泣けるわけでもなく、ただ淡々と、ベンガル人夫婦がインドからアメリカに移住し、その子どもが大人になって、っていう話が続くだけなんだけれど、まさに本の帯に書かれていたように、読むのをやめられない感じでした。そしていつまでも読んでいたかった。 ひさびさにおもしろくて良質な海外の純文学を読んだ気がしました。現代海外文学によくある奇妙さ奇抜さがあまりないというか、ほどよいところがわたし好みだったのかもしれません。

 「文学刑事サーズデイ・ネクスト1 ジェーン・エアをさがせ!」ジャスパー・フォード ヴィレッジブックス

 以前にかなり評判になっていたのにこんなにおもしろいとは思わなかったので、今ごろ読みました。(わたしはいつもそんな感じで世間に遅れをとっております)。近未来の話なんだけど、SF苦手でも気にならず、ちょっとロマンティックコメディみたいな冒険コミックみたいな感じで読みやすくて、すごく楽しめました。こんなのもありなんだー、みたいに思いました。ある意味、奇妙で奇抜なんだけれど、こういうのは平気。
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by lunaluni | 2008-01-09 02:33