2010年度版、アップしました。(2011年1月15日)


by lunaluni

シン@本・選 2007年度

W・G・ゼーバルト『土星の環』(白水社)

2007年はゼーバルトを読みふけった年でした。
『目眩まし』『移民たち』『土星の環』『アウステルリッツ』、
どれもいいんですが、ここは土星酒場なので『土星の環』を。
これはちょっと衒学的なので、最初に読むなら、本当は『移民たち』がいいんですけどね。
読んでいるあいだじゅう、「ああ、この本のことをいつか忘れてしまうんだろうな」と思っていました。どこから読んでもいいし、なんだったら全然読まなくてもいい本です。

吉田武『虚数の情緒』(東海大学出版会)

数学の学習本です。学生のころ数学は苦手でしたが、これを読んだらもりもりやる気がわいてきました。数学って面白いんだなあ、すごいんだなあ、と感じさせられた本です。

ゾーイ・ヘラー『あるスキャンダルの覚え書き』(ランダムハウス講談社)

イギリス人らしい、意地悪な小説。ちょっとしたしぐさにサスペンスが宿るのがたまらなくいい。読み終ったら意外としみじみしてきたのでびっくりしました。
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by lunaluni | 2008-01-09 02:10