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2010年度版、アップしました。(2011年1月15日)


by lunaluni

SAKAI・選 2004年度

 「日本のきのこ(山渓カラー名鑑)」山と渓谷社

きのこの世界は奥深い。
この図鑑がすべてのキノコを網羅しているわけではないが、大量の茸の写真には感動すら覚える。
食用と毒キノコの区別もされているが、食用と毒キノコの差は写真だけでは判別しにくい。
美味そうに見えても猛毒の茸もあれば、毒々しい色彩でも食用の茸はあるようだ。
毎年、我が家の小さな庭にも茸が自生するが、毎年種類が違うのはどういう訳なのだろう?
食用っぽい茸も生えるのだが、食べる勇気は無い。
以前、茸狩りで毒キノコのワライタケを、不注意に食べてしまった事がある。
数時間の間、意味もなく可笑しいので笑ってばかりいるのだが、そのうち笑っているのがかなり苦痛になってくる。
笑い死にということはこういうことなのか、と思ったほどだ、その茸は、多量に摂取すると死に至るらしい。
素人の茸狩りは、かように危険な行為なので、それ以来茸狩りはやっていない。
現代音楽家のジョン・ケイジはセントラル・パークでの茸狩りで、3度も茸中毒で死にかけたらしい。
大都市セントラル・パークに茸が大量に自生してる事も凄いことのように思える。
稲垣足穂は茸の人工栽培が夢だったらしいしが、それも肯けるような気がする。
で、「日本のきのこ」は、茸マニアにはオススメの本なのである。
しかし、素人の茸狩りには、くれぐれもご注意を!
素人は、ブナピーやマイタピー・エリンピーで満足するのが得策である。
by lunaluni | 2007-12-23 23:11