2010年度版、アップしました。(2011年1月15日)


by lunaluni

cinnamon・選 2003年度

 「白い薔薇の淵まで」中山可穂

 新聞の広告で目にして、何となく買った本でした。広告も、ちゃんと読んでいなくて中山可穂という作家が、同性愛者の恋愛を描く作家だと言う事も知らずに読み始め、「ん?これって同性愛の話なの?」と読んでいる最中に気付くありさまでしたがハマってしまったのでした。
 恋愛ものとして読むのは、もちろんそうなのでしょうが私には人間模様という印象がとても強くて同性愛をすごく意識した(させられた?)訳でもなく妙にスッと入れた作品でした。
 主人公の一人が、女性とも男性(少年)ともつかないのが私にとっては入りやすさの理由の1つだったと思います。
 中山可穂にとって「薔薇」はキーワードみたいですがまだその象徴的な感覚が掴めないでいます。
 どういう訳かわかりませんが、今年一番印象に残った作品でした。
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by lunaluni | 2007-12-22 22:33