2010年度版、アップしました。(2011年1月15日)


by lunaluni

レオ選・2010年度

◎ 「僕僕先生」 仁木英之著(新潮文庫) 
 ホビット・陽子さんのお勧め本、「ファンタジーノベル大賞受賞作、
 中国唐代、元県令の息子「王弁」は、裕福で一生働かなくても食べていける事
 に気づき、ぼんくらと遊び暮らしていた。
 父の勧めで「黄土山」に住む仙人に会いに行く、そこで出会ったのは少女だっ
 た。
 「僕僕」と名のり。齢「何千歳、何万歳?」らしい。
 王弁には「仙骨」(仙人に不可欠なもの)は無いが「仙縁」が有ると言われる、
 そして、僕僕先生の弟子になり、旅に出る!
 ちょっと異質な、恋愛小説でもありますね、もちろん冒険談ですが、
 中国の古い謂れがちりばめられている。
 その時代に「王弁」と「僕僕先生」が、縦横無尽に走ります、面白かった。
 もう三作品も出ていて、もうすぐ四作品も出版予定、続きも楽しみ。

 ◎ 「長良川:スタンドバイミー1950」 松田悠八著(作品社)
 「第三回小島信夫文学賞受賞」作品、
  岐阜市生まれの悠八は、大学進学で東京で生活をはじめていた、
 「チチキトク スグカエレ」の電報で帰郷、
 そこから始まる、岐阜市の紹介は、すべてが知っている場所です、
 60年前の出来事なのだが、自分(58才)の子供時代と重なります、
 登場人物の話す「岐阜弁」は、母・祖母の言葉でした、
 あっ、自分も話してますね、今でも。
 長良川沿いに育った子供達の、川との関わりは深かったです、
 夏休みに、川でおぼれて亡くなった幼馴染も居ました。
 「ユーチャ」とその仲間達の、小学生最後の夏休み、
 「スタンバイミ-」の音楽が流れてきます。
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by lunaluni | 2011-01-11 23:09